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20代に一番多い緊張して勃たない心因性EDとは?
20代がセックスの時に勃たない原因で一番多いと言われているのが、緊張する事で勃たなくなる心因性EDという勃起不全です。セックス自体が初めて(初体験)の人や、童貞ではないけれど女性経験自体が少なくてセックスに慣れていない人に多いです。
- 久しぶりで上手くできるか不安だ...
- どこまでの過激なプレイが許されるんだろうか...?
- 失敗してガッカリされたくない
- リードして男らしいところを見せないと...!
- 包茎が恥ずかしくて見せたくない
- ペニスが小さい事を気にしている
- Hのテクニックをあまり知らない
- 前の彼氏と比べられた経験がトラウマになっている
あくまで一例にすぎませんが、上記と同じような悩みや不安を抱えている人は、セックスの本番前や挿入直前になって急に勃たなくなったり萎んだり、挿入ができても途中で中折れするという事があります。
緊張による心因性EDの克服方法はいくつかありますので、思い当たる節がある人は下記の記事を参考にしてください。きっとよくなりますよ。
そのほか、緊張で勃たない事以外には日常生活でのストレスや悩みが原因で勃たない事もあり、同じく心因性EDと言われています。日常的なストレスとは、仕事上の悩み、人間関係のストレス、経済的な事情などが当てはまります。
「20代だけど経験豊富だし、セックスの時はとくに緊張していない。けれど、他に大きな悩みを抱えている...」と感じる人は、ストレス性の心因性EDをご覧ください。
20代は必見!覚えておきたい緊張以外で勃たない4つの原因
〈原因1〉20代に多い男性ホルモン低下の理由と3つの対策
全ての男性に当てはまるわけではありませんが、昨今の20代は男性ホルモンが低下傾向にあると言われています。
男性ホルモンの1つであるテストステロンは性欲や精子の量に影響し、本来であれば20代でピークになり性欲も最盛期のはずなのですが、競争心や闘争心というような野心の感情が低下している事により、男性ホルモンそのものが少ない傾向にあります。
「出世しまくっていつかは経営者になりたい!」
「社長になってたくさんお金を稼ぎたい!」
「あいつには負けられない!次は必ず俺が追い抜く!」
「どうしてもあの子と付き合いたい!手に入れたい!」
競争心や闘争心は上に書いたような感情です。野心を抱く事は男性ホルモンの分泌量を大きく増やしますが、「とりあえずストレスや刺激を感じずに平凡に暮らしたい」というような感情を持っている方は、男性ホルモンの分泌量が下がり、性欲も減退していきます。
草食系男子という言葉があるように、あなた自身が草食系だと感じるのであれば、野心を抱く事で体や精神面で男らしさを見につける事ができるでしょう。
小さなことでも野心を抱くこと
どんな小さなことでもかまいませんので、闘争する心や競争する心を持ちましょう。例えばゲームやスポーツで「勝っても負けても楽しければいいや」と思わずに、たまには「必ず勝つ!勝つために本気でやる!」という意識を持つ事です。
感情を表に出す必要はないので、心の中では負けず嫌いの気持ちを忘れずに持つようにすれば、男性ホルモンは自然と分泌されます。
亜鉛を摂取して男性ホルモンの生成をサポート
栄養成分の亜鉛を摂取する事で、男性ホルモン(テストステロン)を意識的に増やす事ができます。亜鉛は一般的な食材であれば牡蠣やアーモンドなどに多く含まれていますが、1日の推奨摂取量10mgは牡蠣5個分に相当しますので、食事の改善で毎日摂取する事は難しいです。
バランスを考えて効率よく摂取するためには、食事ではなくサプリメントが手軽かつ経済的ですので、「野心を抱くのは性格的に考えて俺にはムリ...」という人は亜鉛を摂取して、男らしさの源であるテストステロンを意識的に増やしましょう。
亜鉛を摂取するためにおすすめしたい健康食品はこちらの牡蠣が主成分の"海乳"です。初回は1ヶ月980円と財布にも優しいので、あなたが思い描いているみなぎる性欲の実現をサポートしてくれるでしょう。
女性と触れあう
「野心は抱けないし健康食品はちょっと...」という人には、女性と触れあうだけでも効果があります。男性は誰であっても、"女性に良く見られたい"という心理があります。女性と触れあう事で無意識のうちに男性ホルモンの分泌量は増加します。
〈原因2〉生活習慣が乱れる事で勃たなくなる器質性ED
生活習慣の乱れにより勃たなくなる事は主に30代や40代に多い原因ですが、20代でも積み重なる事で勃たない原因になります。
器質性EDとは、勃起するために必要な機能が阻害される事で勃たない状況を言います。生活習慣が乱れると、本人が気づかないうちに体の中では様々な身体機能に影響があります。
正常に勃起するまでの3ステップ
<①性的な刺激の認識>
正常に勃起するためには、まず脳が①性的な刺激を認識する必要があります。性欲があまりなく、性的なものとして認識できない場合は次の②性的刺激の伝達にいけませんので、勃起しません。
<②性的刺激の伝達>
問題なく性的な刺激を認識した後は、②性的刺激の伝達に移ります。性的な刺激は神経を通ってペニスへ伝達されます。神経がマヒしていたり機能障害をおこしていると、ペニスへうまく伝える事ができずに勃たないという事になります。
<③血液の流入>
最後に③血液の流入になり、ペニスへ血液が流入する事で勃起します。下半身やペニス付近の血管が老化及び収縮していると、血流が悪化して勃起に影響がでます。
以上①②③の3つが全て問題なく機能する事で、正常な勃起が可能になります。1つでもうまく機能していない場合は勃起に影響がでますので、覚えておきましょう。
食生活の乱れは血流悪化や勃起に必要な栄養が不足する
食生活の乱れは30代や40代に多いと思われそうですが、実は20代にも多いです。20代は現役で健康な体を実感しているために健康を意識する必要がなく、無茶をしやすいのです。
過度な飲酒や喫煙により血管の収縮や栄養不足になる
タバコを吸う事による体への影響は、血管の収縮や勃起に必要な栄養素を消費してしまう事です。それほど吸わないのであれば影響はありませんが、若い頃から吸い続けているという人や、ヘビースモーカーの人は要注意です。
飲酒については、性的刺激をペニスに伝えるための神経をアルコールが一時的に麻痺させてしまう事で、勃たない事があります。また、利尿作用によって勃起に必要な栄養や精子を作る栄養をオシッコと一緒に排出してしまう事で栄養不足にもなります。
いずれも適度であれば問題ないのですが、20代は特に無茶をしやすい年頃でもあります。人より多く飲む、人より多く喫煙すると感じている人は疑ってみましょう。より詳しい改善方法や対策は参考記事をご覧ください。
寝不足による肉体的な疲れやストレスによる精神的な疲れが勃たない原因になる
20代だと無茶をして体力の限界まで遊ぶ事も多いと思いますが、本人の気付かないところで体を蝕んでいる場合があります。徹夜で遊ぶ事が多かったり、徹夜明けでもムリをしてアルバイトをするなど、体に負担をかける事はペニスへもダメージがあります。
また、慣れない仕事で疲れが溜まっている事や、仕事やプライベートの悩みによるストレスで精神的に疲れる事も、勃たない原因になります。20代で無茶をする事は、30代や40代になってから必ず体に表れますので、なるべく無茶をしない事が大切です。
1つの原因だけではなく、徹夜で朝までお酒を飲んだ後にすぐバイト...というような無茶な生活をしている人などは特に注意したい事です。30代以降も気持ちよくセックスをするためにはなるべく早めに対策をして改善に努めましょう。
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〈原因3〉ペニスへの刺激や性的な興奮が足りなくて勃たない
正常に勃起するためには性的な興奮とペニスへの刺激が必ず必要です。興奮が足りないと勃起力は低下し、ペニスへの刺激が足りなくなると挿入中に中折れする事があります。以下の項目で思い当たる事があれば、勃たない原因として考えていいでしょう。
- 普段から刺激の強いオナニーをしている
- 包茎、サイズが小さい
- 1日に何回もオナニーをする
- 過激なAVをよく見たり二次元のアダルトコンテンツが好き
- セックスをする相手のスタイルが悪い、臭いが気になる
〈1〉刺激の強いオナニーに慣れてしまい実際のセックスが気持ちよく感じない
膣内射精障害(ちつないしゃせいしょうがい)と言われているEDの一種です。床にこすりつける床オナニーや足先を伸ばす足ピンオナニーなど、手でしごくよりも刺激的なオナニーは女性の膣の締め付けより強く、実際のセックスで気持ちよくないと感じてしまいます。
手でしごく時も、強く握りすぎる事で実際のセックスでは刺激が足りないと感じる事があります。快感がないとセックス中であってもいつかは萎えて中折れしてしまいます。
〈2〉ペニスのサイズが小さい事や包茎である事が刺激を阻害する
ペニスのサイズが極端に小さい場合は、女性の膣の締め付けを感じられない場合があります。しっかりと勃起をしていても小さすぎると膣内で摩擦を感じられません。また、包茎のため刺激を感じられないケースもあります。
気持ちのいい刺激を感じられないと、いずれは萎んで中折れしてしまいますので、包茎で中折れするという方は早めに治す手術や矯正する事を考えましょう。
包茎の治し方については、ネットで調べる前に一度専門のクリニックで相談する方がいいですね。専門家に診てもらって自分自身でペニスの状態を把握してから、クリニックで治療を行うのか矯正器具を使うのか検討しましょう。
相談する場所は小さいクリニックではなく、全国展開している本田ヒルズタワークリニックや上野クリニックがおすすめです。専門家の知識を聞くだけでも改善について一歩前進できますよ。
〈3〉オナニーのしすぎで性欲が足りていない
オナニー自体は悪い事ではありませんが、1日に何回も射精する人は本番のセックスで勃たない事があります。原因は精子が足りない事による勃起力の低下と性欲減退です。
男性のみなさんはご存知だと思いますが、一度射精した後はスッキリして一時的に性欲がなくなりますよね。賢者タイムや賢者モードと呼ばれる現象で、射精と同時に分泌される成分によって一時的に精欲がなくなります。
セックスの当日や前日でも射精をしてしまうと、精子が足りなくてあまり興奮しなくなり、挿入はできても勃起力が維持できない事があります。
〈4〉刺激の強いAVや二次元コンテンツを見すぎた事による現実とのギャップ
自分の性癖にピッタリの刺激的なAVを見すぎる事で、普通のセックスに興奮できない事があります。AV自体は男が心の中で考えている欲望やプレイをそのまま表現している作品が多く、現実のセックスとのギャップに萎えてしまう事が原因です。
また、二次元のアダルトコンテンツを好んで見る人も、現実の女性と二次元キャラクターとの違いに興奮できず、結果として勃たない事があります。
解決方法は参考記事で紹介してますので、思い当たる人は読んでみてください。
〈5〉セックスの相手に問題があって勃たない
セックスの相手が自分の理想と違う事により勃たないケースがあります。例えば、彼女の事が心から好きだとしても、スタイルが悪かったり顔がお世辞にも可愛いと言えない場合です。
男性本人に悪気はなく相手を愛していたとしても、興奮できるかどうかは別の話です。陰部や脇の悪臭が気になってセックスに集中できない人もいますので、相手に何かしら興奮を阻害する要素がある場合は、勃たない原因になりえます。
〈原因4〉薬を服用している事で勃たなくなる薬剤性ED
年齢に関係なく、うつ病の薬や血圧の薬、AGA治療などで薬を服用している人は、薬の副作用が勃たない原因になっている事があります。しかし、個人の判断では勃たない原因が薬の副作用なのか判断ができないため、まずは薬を処方してもらっている病院へ相談する事をおすすめします。
勃たない時は彼女を大切に!やってはいけない対応と愛情が深まるテクニック
勃たないときは相手を気遣う言葉でフォローする
勃たない時は男性としても情けない気持ちや申し訳ない気持ちがいっぱいで、ちょっとイライラしてしまう事もあると思います。でも、勃たない状況になった時に機嫌を悪くしてはいけません。
あなたが勃たない事は、恋人である彼女も不安に思っています。「体の相性が悪いのかな...」「スタイル悪いもんね...」「ムダ毛や体臭気になったのかな...」など、実は女性も深刻な気持ちになっている事があります。
あなたの不安な気持ちもわかりますが、まずは原因が自分にある事と、彼女にはない事をしっかりとアピールしましょう。「僕が緊張して勃たないだけだから。好きな気持ちの裏返しだから気にしないで。」というような、相手を気遣いつつ自分の気持ちも伝えられたらベストですね。
挿入や射精ができない場合は抱き合って女性を満足させる
勃たないときはセックスを中断するのではなく、抱き合って女性だけでも満足させてあげましょう。激しいプレイが好きな女性でもない限りは無理に強く触ったりする必要はなく、体をやさしく触ったりキスをしたり、抱き合うだけでもいいです。
挿入して体の気持ちよさを好む女性もいますが、割合としては愛されていると感じるような精神的な気持ちよさを求める女性の方が多いので、しっかりと愛情を表現すれば必ず満足してくれますよ。
【まとめ】20代のセックスを100%楽しむために早めの対策をしよう
緊張以外で勃たないことがある人は、生活習慣の乱れで勃ちにくくなる事や、間違ったオナニーの方法で刺激が足りない事、刺激的なAVに慣れて現実のセックスとギャップを感じている事の、いずれかになると思います。
たまに勃たない事があるくらいの人はあまり危機感がないかもしれませんが、間違ったオナニーや乱れた生活習慣は少しずつ体を壊していきます。徐々に勃たない事が多くなってから対策をしても、改善したころには30代になっているかもしれません。
男性ホルモンが一番分泌される20代は当然ながら10年間しかありませんから、一度しかない20代は最高のセックスを楽しめるように、早めに対策をする事が改善への近道ですよ。